父の70歳の誕生日、古希のお祝いの日。
アッパが70歳なんて、信じられないな。
アッパは私にとっては小さい頃から、
唯一の絶対的な理解者だった。
オンマやお姉ちゃんたちから怒られても、
アッパはいつも味方になってくれた。
いつも優しくて、いつも笑っていて。
アッパの膝や背中が、一番安心する場所だった。
何か分からないことがあって質問すると、何でもしっかり教えてくれた。
"中途半端"とか、"誤魔化す"っていうことを知らない人のようだった。
だからアッパのいる我が家には、絶えず人が訪ねて来た。
みんなアッパが好きだったんだな。
今になって、そう思う。
私の友だちと接する時も、私に接するのと変わらなかった。
アッパは昔も今も変わらず、少年のよう。
体力づくりは欠かさなかったし、ダラけている所を見たことがない。
休む時はダラっとしないでしっかり休む。そういう人。
私が頭痛とかでしんどい時は、すぐにマッサージをしてくれた。
そして、「自分で自分をほぐすこと」を教えてくれた。
思えばそのおかげで、ヨガにすんなり慣れることが出来た。
アッパは誰よりも、オンマのことを心から愛してる。
それは今も変わらないけど、2人はとにかく、2人でひとつだった。
これはちょうど、10年前の冬の写真。
よく笑う両親だったから、うちの兄弟はみんなよく笑う。
そして姪っ子たちも、そんなじいじとばあばが大好きで。
だから、まだまだ長生きしてほしいな。
まだまだアッパを必要としている人が沢山いるし、
私もそうだし。
人を愛することや、
人を信じること、
自分を信じること、の大切さを
言葉じゃなく行動して見せて教えてくれた人。
今は1人の大人として、心から尊敬しているし
そんな姿を私たちに見せ続けてくれていることに、感謝してる。
これからも、元気で大活躍されることを祈っております。
ありがとう。
そしてお誕生日、おめでとうございます(^^)